オバマ候補の躍進

黒人人口が1割に満たないアイオワでの大躍進はちょっと驚きでした。ニューハンプシャーでもオバマ勝利が大方の予想ですし、サウスカロライナでもオバマ勝利なら勝負は決まりという気の早い向きも見かけますが、つまるところはやはり2月のスーパーチューズデーになるんでしょうか。これでリチャードソンが副大統領に指名されれば初の非白人政権誕生!(なんちって)

躍進の要因としては、遊説演説のうまさ、民衆をインスパイアするカリスマ性、企業とキリスト教原理主義べったりの共和党とDV主婦メンタリティーの弱腰民主党の両方に嫌気のさした無党派層や50歳以下の世代のメンタリティをつかんだ「若さ」の勝利、エスタブリッシュメントにうんざりした人々に向けた「変化」と「希望」のメッセージ、とかいろいろ言われてますが、人種横断的な人気のOprahがオバマ支持を(はじめて)公言したことも意外に大きいかもしれません。

今回の大統領選はほんとにおもしろくなりそうです。